2018年度の愛光生活が3ヶ月過ぎました。ひとりひとりのこどもたち、そしてそれぞれの組の「らしさ」がではじめました。
そんな中、くじらクラス(幼児クラス)で、教育・保育参観とPTA保護者懇親会が行われます。参観では、まだまだぶつかり合いながら、育ち合っているこの時期の姿を見て欲しいです。懇親会では、こどもたちを園に送り出す親同士、気持ち良い交わりの時をもっていただきたいと思います。
さて、その懇親会用に予め先生たちへの質問を戴きました。その中に『イヤイヤ期の向き合い方を知りたい!』との質問がありました。イヤイヤ期!たしかにお手上げ〜と言いたくなることもあるでしょうね。
されど先生たちにとって、こんなおもしろい時はありません。この時期を脱出すると、こどもたちの素晴らしい成長が見られます。大事にしたいでところです。自分でいろいろチャレンジしたいのに、できなかったり、大人が勝手に先回りしてしまうものだから、こどももイヤイヤと言いたくなることでしょう。
幼稚園では「心も体も強い元気なこどもにしてください」とお祈りします。イヤイヤ期は、まさに子どもが大きくなろうとしている時、自分の感情のコントロールをどうしたらいいのかを、イヤイヤと言いながら学んでいる時です。
大人にとって困ったな〜と思う時こそ、こどもたちは自分の力で大きくなろうとしている時なのです。困ったな~と思う時に、待つことは根気がいりますが・・・でも、この待つこと、信じることがこどもたちの成長へつながります。ぜひ、みなさんもこどもを信じてともに喜び、ともに悲しみ、ともに困ってもらえれば ー と 思います。
イヤイヤ期の向き合い方は、「嫌だ~」を無理やり止めようとするのではなく、落ち着くのを待ってあげ、こどものことを信じて、「いやだよね~」と共感したり、いやだと言っていることとは別に次にある楽しいことを伝えてあげたりしてみてください。私たちもイヤイヤ期の先にある、こどもたちの自信たっぷりな顔を楽しみにしたいものです。