近年の日本は異常気象と言われていますが…それでも四季の移り変わりを楽しめる私たち!
その季節にも、それぞれの顔がありますよね。これからやってくる6月は、『雨』が主役といえる季節ではないでしょうか?
そんな雨が続くと、「あぁ~今日も雨か!」「ジメジメして嫌だな〜」とため息がでます。しかし、ちょっと視点を変えると雨が降るからこその喜びが見えてきます。子どもたちと一緒にいると、そんな喜びの時間を見つけ出すことができます。
たとえば、身近な動植物がイキイキする姿に目をとめる時間をもらえます。
雨に誘われて出てくるカタツムリ🐌。さあ〜夏に向かって俺たちの季節が近づいてきたぞ~♪と活動的になるアリやダンゴムシたち!くじらクラスの子どもたちが育てている朝顔や様々な野菜は、雨が降るごとに地に根をしっかり伸ばして、空に向かって大きく伸びていきます。園庭の隅に植えてある紫陽花も、大笑いするかのように一気に鮮やかに大きな花を咲かせます。ステキな瞬間に出会わせてくれる子どもたちに感謝ですね。
子どもたち自身も、6月はキラキラとそれぞれの輝きが増し始める時です。
ドキドキ・ワクワクしながら出会いが始まった4月でした。先生やお友だちと過ごす心地よさや、泣いて、笑って、けんかして、うれしいことも困ったことも自然に出してよい第2の生活の場所になってきている5月です。6月に向かっては、そのつながりから子どもたちが気持ちも行動も外に動き始めることでしょう。どんな動きを見せてくれることでしょう。楽しみですね。
子どもたちが、うれしいな~♪ありがとう~♪大好き~♪、そしてもし困ったことがおこっても、チャレンジしてみよう❕❕と思って動いていける6月となることを祈って、ありのままの姿の子どもたちと共に過ごすものでありたいです。
園長 多胡淳子