園長ブログ

2018-11-01

心と体の元気な強い子ども

10月は、青空の下で運動会が開催されました。

歩くこと、ハイハイすることができるのがうれしくて、ゴールまでの間を行ったり来たり。繰り返しを楽しんでいたかわいい姿のにじ組の子どもたち。

 保護者と一緒に参加する競技の中でも、楽しんでできる子どももいれば、驚いて泣いている姿の子どももいたほし組の子どもたち。

 ゴールに待っていてくれる保護者めがけて、走りぬけていく子どももいれば、途中で、多くの目があることに気づいて照れて保護者に迎えに来てもらう姿もあったそら組の子どもたち。

 「よーいドン!」の掛け声とともに、お友だちと一緒に力いっぱい笑顔で走る姿のたんぽぽ組の子どもたち。

 お互いの走っている様子を見あいながら、勝ち負けも意識して、かけっこを楽しんでいる姿のさくら組の子どもたち。

 バトンリレーにパラバルーン!勝負もあるけれど、仲間と力を合わせる喜びをからだ中に感じ、自信たっぷりの姿が見られたゆり組の子どもたち。

 様々なその年齢に応じた育ちの姿に感動の場面が盛りだくさんでした。運動会一日のためでない!日々の過程をみんなで大切に考えているからこそ見られた、子どもたちの姿に、本当に感謝です。

 そんな中、子どもたちの育ちでさらに膨らませていきたいな~~~と課題を感じる点もありました。体を動かしているこども達は、のびのびと楽しそうでした。一生懸命取り組んでもいました。だけど「なんだかフワフワしている」と感じたのです。

つまり…体幹が弱く、走る姿や動きに安定感がない!と感じたのです。
 「心と体の元気な強い子どもにしてください。」と幼稚園のお祈りにあります。気が付いたこの子どもたちの姿を、先生たちと話し合いながら、園生活の中で遊びを通して取り入れていきたいのです。意識して子どもたちの活動を工夫する中で、自然に子どもたちの体幹が強くなれば、さらに子どもたちの生活が生き生きしたものになると思います。
 もちろん!保護者のみなさまにも一緒に取り組んでいただきたいです。

たとえば・・・大人が楽だから!時間がないから!と終わらせてしまわず、可能な限り自転車、車、ベビーカーを置いて『歩く』を心がけていただけませんか?毎日、歩くことの積み重ねが子どものからだをつくります。また、歩いてみると普段、見えてなかった周りの様子に目をとめる瞬間があるかもしれませんね♪

園長 多胡淳子

 

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